基礎講座11:パブリックチェーンとプライベートチェーンとは何か。

パブリックチェーン-プライベートチェーン

コイナーズがオススメする仮想通貨取引所ランキングバナー
国内でネムやリップルのアルトコインレバレッジ取引が可能

スポンサーリンク

YaSU
こんにちは、Coiners編集長のYaSUです。

即効理解!基礎講座では、
なるべく難しい言葉を省き、初心者でも短時間でで理解できるよう、
わかりやすく・コンパクトに解説していきます。

皆様の仮想通貨ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。


Satoshi
前回の詐欺師の解説を聞いてふと思ったんですが、僕の周りにも1人だけそういうことやってる人がいましたwもう彼とは3年くらい連絡取ってませんが何をしてるんでしょう。。。w
Reico
私の周りにはいないのですが、皆にも教えてあげます 😳

結構身近な人だと断り辛いなんて声もありますが、
断固たる姿勢で自己防衛してください!

本日は基礎講座3で解説したブロックチェーンにもう少し踏み込んでみます!

それでは、基礎講座11をはじめていきます!


仮想通貨のパブリックチェーンとプライベートチェーンを説明する画像

基礎講座3でブロックチェーンの説明をしましたが、
もう少し覚えて頂きたい内容がありますので、説明していきます。

ブロックチェーンについて忘れてしまった方は、
基礎講座3をもう一度ざっくり読んでみてください。

パブリックチェーンとプライベートチェーンの違いは?

先に結論から言います。

明確な違い
誰が取引を承認しているのか。=管理してる「主体」がどこにあるか。
 

難しく考えようとするからごちゃごちゃしてしまうので、
全然シンプルに考えてもらえればいいと思います!

理解していただきたいのは、
パブリックチェーンとプライベートチェーンとでは活用範囲が異なり
それぞれにメリット・デメリットがあるということです。

どちらが良し悪しという話ではなく、
それぞれのブロックチェーンに相性が良いシステムとサービスが
どう紐付けられているかが重要です。


パブリックチェーン

パブリックチェーンを説明するための画像
要点
不特定多数のノード(マイナー)に管理機能が分散化されているので、
「パブリック」という言葉で分類している。
 

何度も出てくる言葉ですが、明確な管理者がおらず、
「取引の承認と記録を不特定多数でおこなうシステム」で成り立っているのがパブリックチェーンです。
今まで学んできたビットコインを思い浮かべてください。

メリット
・誰でもデータを参照できる点で公共性がある
・特定の管理者がおらず、トラストレス
(「第三者への信用」そのものの前提が不要)
・悪意あるノードによるデータの改ざんや操作がほぼ不可能
デメリット
・明確な管理者がいない分、処理速度が遅い
・明確な管理者がいない分、システム等の仕様変更が難しい
※ビットコインが分裂したのも仕様変更で対立があったからです。

プライベートチェーン

プライベートチェーンを説明するための画像
要点
一部のノード(マイナー)に管理機能が限定されています。
つまり、1つの機関や組織が存在し、その機関や組織内で管理をしています。
 
※プライベートチェーンは許可制ブロックチェーンともよばれていますがここでは無視してください。

こちらはざっくり言うと銀行など機密情報を保守したい企業等が、
自社の業務効率や決済効率を高めるために活用していくのに適しています。

メリット
・コンセンサスアルゴリズムが不要となり処理速度が早くなる
・ネットワークの参加者や情報を制限することで、機密情報の取り扱いも可能
・システムの仕様変更も即座に可能
デメリット
・管理している主体が攻撃されるとシステムの機能が停止してしまう
・システムの開発や初期にかかるコストが大きい

ちなみにプライベートチェーンに他の主体や機関が共同で管理する、
コンソーシアムチェーンというのもありますが、また中級編で紹介します。


上記のように、
ブロックチェーンにも2種類あって
それぞれにメリット・デメリットがあるんだなと思っていただくだけで大丈夫です。

最後になりますが、
プライベートチェーンの活用で、私が個人的に期待しているのが、
Zaifを運営するテックビューロが開発しているmijinです。

動画だけでもかなりインパクトがありますw

「ブロックチェーンを誰もが簡単に利用できるプラットフォーム」を提供しています。

mijinに関して長くなりますので、また別の記事で紹介していきます。

以上です。

次回はトークンに関して説明していきます。

お疲れ様でした。