基礎講座13:難しそう?コンセンサスアルゴリズムとは何か。

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YaSU
こんにちは、Coiners編集長のYaSUです。

即効理解!基礎講座では、
なるべく難しい言葉を省き、初心者でも短時間でで理解できるよう、
わかりやすく・コンパクトに解説していきます。

皆様の仮想通貨ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。


Satoshi
YaSUさん、以前マイニングの講座でPOWについて基礎講座13で説明すると言っていたのですが、覚えてますか?
Reico
あ、マイニングの承認作業ってやつですね 😳 私も覚えてますwでもアルゴリズム?とか聞くとやっぱり難しいイメージです 😯

Satoshi君もReicoさんもすごい記憶力ですねw
そうなんです、今回はコンセンサスアルゴリズムに関して説明していきます。

難しく考える必要はないので大丈夫です!

それでは、基礎講座13をはじめていきます!


仮想通貨のPOWやPOIやPOSなどのコンセンサスアルゴリズムを説明する画像

コンセンサスアルゴリズムとは何か

基礎講座では何度もでてきましたが、
ビットコインには明確な管理者がいません

ビットコインネットワークの参加者の皆で
「管理者の機能をはたす」と説明しました。

その皆で管理機能を果たす上では、
ある種、「ルール」のようなものをつくり、
そのルールにのっとって取引が正当なものか不当なものかを判断し、
取引を承認していかなければなりません。

その全体のルールみないなものが「コンセンサスアルゴリズム」です。


コンセンサスアルゴリズム

初めてこの言葉を目にしたら、私ならヒキますねw
でも大丈夫です!

まず、この言葉を日本語にして分解すると簡単です。


●コンセンサス

複数による意見の一致、合意」という意味

●アルゴリズム
計算方法」という意味で、
もう少し広く言うと、
解までの(最適化された)手順・方法・やり方」などという意味

つなげると、 「合意の方法」で認識してもらえればいいと思います。

簡単にビットコイン
コンセンサスアルゴリズムを紹介します。


コンセンサスアルゴリズムを説明する画像
POW(プルーフオブワーク)
●コンセンサス「合意」の部分が、
「一番早く正しい計算ができた人」
新しいビットコインあげます!

※これがPOW(プルーフオブワーク):直訳「仕事の証明」
※POWはかなりの膨大な計算が必要でかなりの電力を消費する

●アルゴリズム「計算方法・やり方」が、
「SHA-256」というハッシュ関数(要約関数)で解を導いてね!

 
 
ざっくり言うとこういう感じです。

長くなっているので、あと2つ簡単に紹介します 😥 

POS(プルーフオブステーク)
「保有量と保有期間」に応じて、新しいコインを鋳造しやすなる!
※これがPOS:直訳「資産保有の証明」
※イーサリアムが将来的にPOSになる予定で、
アルゴリズムは「Casper(開発中)」

こちらはPOWの電力消費はECOじゃないので、
もっとECOにしようというものです。

あと「51%攻撃」いわゆるマイナーの乗っ取りを防ぐことも目的にしています。


POI(プルーフオブインポータンス)
「たくさん取引をした人」
より高く評価され、報酬を収穫しやすくなる!
※これがPOI:直訳「重要性の証明」
※正確には取引額と取引量が評価の対象
アルゴリズムは「Eigentrust++」

POWよりECOに、POSの富の偏りを是正し、
さらにセキュリティ力を高めたのがPOIです。

Coiners編集部一推しのNEMがPOIを採用しています。
NEMでは報酬の獲得をハーベスト(収穫)と呼ぶ


他にもLiskで採用されているDPOS(POSの進化版みたいなもの)や、
Ripple Consensus Algorithmなどなどたくさんありますが、

POW、POS、POIだけざっくり覚えておいてもらえれば大丈夫です。

Reico
YaSUさん、本日もみっちり教えていただきありがとうございました。コンセンサスアルゴリズム、次回までに習得しておきます 😳

本日は長くなってしまいすみませんでした。
少しでも役に立ってもらえたらうれしいです!

次回で即効理解基礎講座(初級編)が完結します。

テーマはICOに関してです。

お疲れ様でした。