はい、最後は今話題のICOをサクッと説明します!
えっと、ひとつアナウンスですが、
本日で基礎講座(初級編)が完了します。
ただ、読者の皆様から
リクエストがあれば続編として初級編を追加するかもしれません。
中級編も追々準備していきますので、
もっと詳しく知りたい内容がありましたらお気軽にご連絡ください!
それでは、基礎講座13をはじめていきます!
ICOとは何か。
まず、下記赤字を覚えてもらえれば大丈夫です。
IPOとICOの違い
まず、よく比較されるのが株式市場でいうIPOです。
IPOは「新規株式公開」という意味で、
今回テーマであるICOは「新規仮想通貨公開」と覚えてください。
ちょっとざっくりですが、まとめます。
未上場の企業が証券取引所で新規株式を公開し、
投資家に取得(日本円で出資)してもらい、
株の売却で資金の調達をおこなう。
↓株をコイン(トークン)に変え、少しアレンジすると↓
企業や組織がクラウド上で独自のトークンを発行し、
世界中の一般投資家に取得(仮想通貨で出資)してもらい、
独自トークンの売却で資金の調達をおこなう。
ICOのメリット
あくまでIPOと比べてのメリットですが、
大まかに3つ覚えておいてください。
●厳しい審査(信用)もいらないので、誰でもICOに参加できる
●世界中の一般投資家が出資できる
参考にしてみてください。
補足ですが、
マザーズに上場する場合は書類作成~監査に3年程、
コストは約5,000千万円前後かかるといわれています。
ICOの場合、その資金調達したいビジネスの規模にもよりますが、
IPOの1/10(~50)以下でできる?といわれています。
今のところ情報が少ないので詳細は不明ですが。。
あとはデメリットの部分で、
誰でもICOに参加できるので、
ある種、無法地帯みたいな状態になります。
ただ、今年の10月2日より開始されるCOMSAは、
COMSA側での事前審査や、
一定量のCMSトークン保持者にも若干の権限を与える仕組みになっているので、
無法地帯もある程度安全地帯になっていくと思われます。
ICOで起きた重大事件
長くなるので詳しく紹介しませんが、
THE DAO事件に触れておきます。
※THE DAO(←プロジェクト名)は、
イーサリアムのプラットフォームを使用していました。
当時のTHE DAOのページ
ICOで過去最大規模の約150億円を集めるも、
ハッキングにあい、資金の約1/3を失い、失敗に終わりました。
※スマートコントラクトの脆弱性を狙われました。
この件で、イーサリアムはハードフォークし、
イーサリアムクラシックが誕生したというのがざっくりとした流れです。
一応かなり大きな事件でしたので、ざっくり覚えておいてください。
とりあえず、ネガティブな要因もありますが、
まだICOは始まったばかりです。
ICOにどのように向き合うかは人それぞれですが、
個人的には、新しい資金調達の形が出来、
世界の誰でも小額から出資できる点を高く評価していきます。
皆様も興味がある案件があれば是非参加してみてください。
ICOのスケジュール
下記ページが参考になります。
※おすすめをしておいてあれですが、
まずはむやみに海外のICOに参加する前に、
国内の取引所で購入できる仮想通貨から始めましょうw
有名どころです。
ICO COUNTDOWNさん
Coin Scheduleさん
以上です。
即効理解基礎講座1~14までいかがでしたでしょうか。
まだまだ解説できてい内容や、
不備や説明不足等も多々あったと思います。。
お二人とも、しっかり復習して、実際の取引に活かしていってください。
お疲れ様でした!
即効理解!基礎講座では、
なるべく難しい言葉を省き、初心者でも短時間でで理解できるよう、
わかりやすく・コンパクトに解説していきます。
皆様の仮想通貨ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。