基礎講座5:ビットコインのマイニング・マイナーは何をしているの?

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YaSU
こんにちは、Coiners編集長のYaSUです。

「即効理解!基礎講座」では、なるべく難しい言葉を省き、
初心者でも短時間で理解できるよう、
わかりやすく・コンパクトに解説していきます。

皆様の仮想通貨ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。


Reico
基礎講座1から色々学びましたが、こんなに壮大なネットワークを皆で管理するのには何かメリットがあるのかな?と疑問に思いました 😳
Satoshi
Reicoさん、多分基礎講座で出てきたマイニングというので報酬がもらえるみたいなことが関連してくるんだと思います!わからないですけどw

Satoshi君、するどいですね!w
やはり管理するにはそれなりの報酬的メリットがあるんです。

それでは、基礎講座5スタートです!


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ビットコインとは何か。-マイニングとマイナー編-

これまでの基礎講座で、色々な用語がでてきました。
中でもマイニングがネットワークを管理していく上で重要になってきます。

別の言い方をすると、
マイニングによってビットコインの安全性が維持できているとも言えます。

マイニング・マイナーをわかりやすくまとめると

マイニング・マイナー
ネットワークを管理する代わりに、
報酬をもらうことを「マイニング」といい、
マイニングを行うノードを「マイナー」といいます。
 
マイニングは日本語で「採掘」という意味です。
金の採掘と似ていることからマイニングと呼ばれるようになりました。

「金の埋蔵量=有限」というのは皆様ご存知の通りですが、
ビットコインの埋蔵量は明確に決まっています。
※詳しくは基礎講座6で説明します。

なので限られたビットコインを獲得するために、
激しいマイニング競争が日々行われています。 


Reico
YaSUさん、私もマイニングしてみたいです!簡単にできる事なんですか?

Reicoさん、率直にいうと、一般の方がマイニングをするのはかなりハードルが高いです!

24時間サーバーを落とすことなく、
複数台のスーパーコンピュータを使って、膨大な量かつ難解な計算を延々と繰り返しますので、
かなりの電力を消費します。w

しかも24時間サーバー等を管理しなければいけないので1人ではきついですねw
※ちなみにビットコインのマイナーは半数以上が中国の方といわれています。


マイニングには膨大な電気量が必要なことを説明するための画像

とりあえず、ここまでで、マイニングをするには、
膨大な電気量人件費が必要になるのはご理解いただけたと思います。

少し説明が遅くなりましたが、基礎講座3でマイニングは、

トランザクション(取引データ)が正当なものであるかを判断し、
問題がないことを承認することと説明しました。

このマイニングの承認作業に(ビットコインでは)、
「POW(Proof-Of-Work)」というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
※今は無視していただいて大丈夫です。
※詳しくは基礎講座13:コンセンサスアルゴリズムで説明します。

続いてマイニングの報酬内容を説明していきます。


ビットコインのマイニング報酬

少し説明が長くなってしまったので、簡単に説明します。

2種類のマイニング報酬
①新しいビットコイン
②取引手数料

 

①新しいビットコイン
1番最初にマイニングに成功したマイナーには新しいビットコインが発行されます。
こちらがマイナーにとってのメイン報酬です。

ただ、ビットコインの発行上限は決まっていますので、
将来的には受け取れなくなる時期がきます。
※詳しくは基礎講座6で説明します。 

②取引手数料
ビットコインを送金する際に一定の手数料を送金者が負担します。
しかもその手数料は送金者が任意で決めることができます。

注意していただきたいのが、
手数料があまりにも0に近いと、マイニングされないことがあります。 

一応手数料が高いものからマイナーはマイニングを始める傾向があるので、
ビットコインを送金する際は皆さんのメイン取引所でおすすめの手数料を確認・設定してください。

本日はここまでです。

次回は総発行量と半減期に関して説明します。

お疲れ様でした!