Coinersが仮想通貨の投資に役立つ最新情報をお届けします。
仮想通貨(ビットコインやアルトコイン)の価格が暴落しています。
まだ今後も下げ材料のニュースがでてくる可能性もありますので、
仮想通貨の投資は焦らず、落ち着くまでトレードを控えるようお願いします。
中国大手仮想通貨取引所BTCCが9月末で取引停止を発表
14日にBTCC公式の発表を受け、
仮想通貨全体、ビットコイン・アルトコインの価格が急落中です。
1/ After carefully considering the announcement published by Chinese regulators on 09/04, BTCChina Exchange will stop all trading on 09/30.
— BTCC (@YourBTCC) 2017年9月14日
また、本日のお昼の日経電子版では、
仮想通貨の価値が2割下落(昼時点)、
中国当局が取引所閉鎖し、日本に影響も。とあります。
簡単に急落の内容をまとめていきます。
上海市の金融当局が複数の取引所に9月末までの閉鎖を通知
●これを受け、冒頭で紹介したBTCCが、
14日付で口座開設の受付け終了、月末までに
●その他、大手取引所火幣・OKコインも
順次取引停止・閉鎖となる
●取引所閉鎖前に換金する売りの動きが増している
●仮想通貨全体の時価総額は、
ビットコインが最高値を付けた2日からの約半月で4割減
●中国インターネット金融協会は、
「仮想通貨はマネロンや違法な資金集めの温床」と非難
<取引所停止の背景>
●中国では党大会を10月に控え、
中国は金融市場の安定を重視すると強調
●仮想通貨を通じ中国国内の資金が
対外流出してるという見解でその防止を優先
●資金流出が続けば人民元安を誘導し、
金融システムを不安定にする恐れがある
ここ連日で下げ材料が集中し、
連日ビットコイン、アルトコインの下落が続いています。
詳細は下記ニュースをご確認ください。
9月4日、中国PBoCによるICOの禁止で仮想通貨下落
9月8日、中国の財新網が、
「 」と報じ下落
9月12日JPモルガンCEO、ビットコインは詐欺と発言
そして本日記載の、
中国仮想通貨取引所が9月末閉鎖で暴落という流れです。
Twitterなどではもう「買い」姿勢の方がいらっしゃいますが、
Coiners読者の皆様は、まだ様子見で、
落ち着くまで待ちの姿勢をおすすめします。
BTC/JPY日足チャート
トレンドライン付近の反応もまだわかりませんし、
割れる場合はさらに要注意です。
※今後フィボナッチなどテクニカル分析を取り入れ、
チャートの解説も始めていきますのでお楽しみにw
ビットコイン対、法定通貨は日本円が大半
以前国別通貨の取引量のランキングを説明しましたが、
再度、本日15日金曜日現在のランキング比較を見てみましょう。
取引の約半数が日本円ですので、
今回の暴落は主に日本の投資家が過敏に反応している。ともいえます。
※日本円の取引ですので海外の投資家も含まれてますw
日本円が全体の約46%が取引されており、
中国元での取引は約13%です。
一応この比率は今後も度々紹介していきますが、
知識として頭にいれておいてください。
各取引所のビットコイン取引量
1位はビットフライヤー、3位コインチェックは日本です。
合わせて約40%ですね。
2位のBitfinex(中国・香港)、
4位OKコイン(中国・上海)とその他中国の取引所でも、
約20%位の取引量です。
※取引所が中国なだけで、BTC/元の取引がすべてではありません。
あらためてこう見ると日本すごいですねw
先程も述べましたが、
Coiners読者の皆様は、今のところ、
仮想通貨のトレードはなるべく控えるようお願い致します。
また情報入り次第、記事で紹介させていただきます。