基礎講座1:事前におさえておきたい仮想通貨(暗号通貨)の概要!

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YaSU
こんにちは、Coiners編集長のYaSUです。

「即効理解!基礎講座」では、なるべく難しい言葉を省き、
初心者でも短時間で理解できるよう、
わかりやすく・コンパクトに解説していきます。

皆様の仮想通貨ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。


さて、本日から基礎講座1が始まりますが、せっかくですので、
仮想通貨をこれから始めるゲスト2名と一緒に講座をすすめていきます。

Satoshi君とReicoさんです!

Satoshi
はじめまして、Satoshiです!以前は趣味程度に株と為替をやっていました。仮想通貨がこれからくるとニュースでやっていたので勉強を始めたところです。仕事は旅行代理店勤務です。あ、今年で28歳です。よろしくお願いします!
Reico
はじめまして、Reicoと申します。現在丸の内でOLをしております。
職種はIT系です。私も仮想通貨初心者です。
年齢は非公開でお願いしますwよろしくお願いします 😳

よろしくお願いします!
お二人とも仮想通貨初心者ということで、わからないことがあれば随時質問してくださいね。

それでは、さっそく基礎講座1をはじめていきます。


暗号通貨-仮想通貨-ビットコイン

仮想通貨(暗号通貨)とは何か。

Reico
YaSUさん、暗号通貨ってなんですか??
私は仮想通貨という名称で覚えていましたけど。。 

もう少し詳しく教えて欲しいです!!

わかりました!でもまずは下記の赤文字を覚えてください。

仮想通貨と暗号通貨
(少し違うけど)同じ意味と考えていただいてOKです。
 

基本的にはこの解釈で大丈夫です!

 

仮想通貨と暗号通貨の違い

よく仮想通貨暗号通貨違いは何かと聞かれますが、意味するところはほぼ同じです。

なので、これからは「仮想通貨」で統一していきます。

ただ、せっかくですのでReicoさんのリクエストに応えて、少し予備知識説明していきます。


予備知識

cryptocurrency-knowledge

私たち日本人が「仮想通貨」と呼んでいるものは、
英語で「Cryptocurrency(クリプトカレンシー)」

日本語訳をすると「暗号通貨」のことを指します

 
●「暗号通貨」
は、
暗号理論という計算機科学や数学を組み合わせることで取引の安全性を高めたデジタル通貨を意味します。

●「仮想通貨」をそのまま英語にすると
「Virtualcurrency(バーチャルカレンシー)」で、

意味するところは、【コミュニティやゲームなど特定のサービスの中で使用できるデジタル通貨】です。

この「バーチャルカレンシー」は、
私たちに馴染み深いsuicaやnanaco、iDなどの電子マネーも含まれます。

※詳しくは今後の「即効理解!基礎講座8」で説明していきます。

Coiners編集部では「仮想通貨という大きな枠の中に暗号通貨の意味が含まれている」という解釈をしています。

広義の意味合いで「仮想通貨」、狭義の意味合いで「暗号通貨」】と、頭のすみっこにおいておきましょう。


Satoshi
例えるなら、「森」が「仮想通貨」で、「木」が「暗号通貨」みたいな感じですね?そんな感じで理解しました!

Satoshi君、そんな感じで理解してもらえればいいと思います!

前置きが長くなりました。仮想通貨に関して話をすすめていきます。


仮想通貨
●インターネット上の特定のネットワーク参加者で、
価値の保有と移転が可能。

●中央銀行などの公的な管理者や、仲介者・媒介企業などが存在しない。
  ※仮想通貨の中には上記に該当しないものもありますが追々説明します。

●入出金以外にも社会をさらに効率化する可能性を持っている。

 

「通貨」と呼んでますが、円やドルなどの紙幣・硬貨としての実体はなく

あくまで価値が証明された取引データ保有し、移転できると考えてください。

第三者の管理者がいないということは、
銀行などを介さずにAさんからBさんへ直接送金することが可能です。


overseas-money-transfer

私は前職、取引に外国送金をよく使っていましたが、
手続きが完了するまで銀行で1時間位待たされてました。

しかも送金先の銀行のスイフトコードや送金先の銀行の支店の住所だの、
invoiceや請求書を出せだのかなり細かなリクエストを要求されます。

手数料も5,000ドル位送金→5,000円近くかかります。
明確な着金日も教えてくれない事もざらです。。

でも仮想通貨を利用すればこの時間効率がUPし、手数料が格段に安くなります

本当にすごいイノベーションだと個人的に感じています。

金融分野でのイノベーションだけではなく、
仮想通貨の技術を利用したインフラを創ることができれば、
あらゆる分野のビジネスを効率化し、私たちの生活により便利にしてくれると考えています。


参考NEWS(お時間があれば!)

2017年5月の日経新聞WEB版より参考になりそうな情報を一部抜粋します。
※ブロックチェーンという言葉がでてきますが、基礎講座3で説明します。
(概略をつかむだけでいいので)仮想通貨で使われている技術的なものが、
ブロックチェーンとイメージしてもらえれば大丈夫です。

(前略)積水ハウスブロックチェーン技術を顧客の情報管理に使う。仮想通貨の取引所を運営するビットフライヤー(東京・港)と提携、2017年度中に信頼性を高めた賃貸住宅の管理システムを構築する。(中略)

ブロックチェーンに個人情報を蓄積すれば、支払履歴などを即座に確認できる。賃貸契約に関わる審査を簡素化でき「一度の来店で済むなど入居希望者の利便性が高まる」(積水ハウスの上田和巳IT業務部部長)。優良な入居者の敷金・礼金を割り引くなど、柔軟な料金設定も可能になる。(中略)

みずほフィナンシャルグループは日本IBMと6月にブロックチェーンを活用した実貿易取引を実施する。日本と海外の顧客間の貿易取引に伴う信用状を電子的に受け渡しする。

輸出者や輸入者、銀行などの関係者間で電子的に共有されるため、書類作成や郵送手続きを簡素にできる。関係者が最新のステータスを共有できるので貿易取引に要する時間の短縮や事務コストの削減も見込める。(中略)

ブロックチェーンの活用はまだ黎明(れいめい)期にある。まずは信頼性や処理速度を高め、道具としての使い勝手を向上させる必要がある。

日本経済新聞WEB版

いかがでしたでしょうか。

Reico
ありがとうございます。仮想通貨の大枠が理解できました!仮想通貨といっても通貨としての機能以外にもたくさん応用できるんですね。世界観が少し変わりました 😛

本日の講義はここまでです。

次回からはより理解を深めていただくために、
世界初&現状時価総額1位の暗号通貨「ビットコイン」を例にお話していきます。

お疲れ様でした。