Coinersが仮想通貨の投資に役立つ最新情報をお届けします。
新しい仮想通貨、Jコインとは何か。
●日経電子版
「みずほ・ゆうちょ・地銀…邦銀連合で仮想通貨,個人同士の決済、便利に」
●ヤフーニュース(動画紹介有)
「新仮想通貨 Jコイン 検討,国内の銀行連合で」
詳しく見ていきましょう。
【事前知識】
仮想通貨(暗号通貨)と電子マネーの違いはこちらをご確認ください。
Jコイン(仮称)とは何か
詳細を羅列していきます。
先にお伝えしておきますが、
Jコインは仮想通貨(暗号通貨)というより、
電子マネー+個人間送金が可能になった的な感じのものです。
数十の地銀が手を組み,仮想通貨を扱う新しい会社を設立
●銀行の預金口座を
つなぎ、個人同士や企業間で自由に決済が可能
●円と等価交換できる(ペッグ)
<Jコインの構想>
●利用者はスマホ専用アプリケーションを通じ
自分の銀行口座から円とJコインを交換
●店舗やコンビになどの支払いに利用可能
●個人間の送金は手数料ゼロ
<狙い>
●大きな決済データの活用
●Jコインの管理会社は、
利用者の買い物や送金の履歴をビッグデータで蓄積
●蓄積データを編集・加工、
他の企業・銀行と共有し、マーケティングや商品開発に
<背景:海外勢に対抗>
●プラットフォーマーと呼ばれる海外勢の躍進
●中国アリババの支付宝や、
アップルペイ、LINEペイに対抗
●グローバルな土俵で戦える制度設計が必要
●東京オリンピックの2020年までの実現を目指す
国内電子マネー決済総額は約5兆円でとのこと。
これから電子マネーの決済総額もどんどん増加が予想されるので、
この市場を狙いつつ、アップルペイなど海外勢からもパイを奪うという感じです。
Jコインは仮想通貨というより電子マネー
仕組みは、仮想通貨(暗号通貨)というより、
電子マネーやデビットカードです。
ただ違いは、アプリか何かを使用し、
個人間送金がJコインで可能という点です。
国主導の企業発行トークンをアプリを通して決済・送金できる
のがJコインだと捉えています。
まあ他にも、
同じ銀行系でいうと、三菱UFJフィナンシャル・グループの
MUFGコインなどもありますね。
三井住友とかも何か仕掛けてきそうな感じもしますが。
何がどうすごいことなのかあまりわかりませんので、
続報を待ちましょうw